こんにちは!前回の更新から色々とあり、大分時間が経ってしまいました。すみません。。。
前回お片付けの話で、今後も書いていく予定なのですが、今回はちょっと脱線して名前の思い出し方についてです。
私、よーく人の名前を忘れてしまいます。お顔は忘れないのですが。
ネットで調べてみると、同じような方も多く、必ずしもすぐに脳が異常!という訳でもなさそうです。
既にほかの方が記載されていて、そこから得られた情報を以下にまとめます。
・あと少しで名前を思い出せるのに。。。という状態は「舌端(ぜったん)現象」(ToT現象:Tips of Tongueとして海外でも知られる)
・記憶には、体験に基づく「エピソード記憶」と、名前、歴史、単語などの固有名詞が該当する「意味記憶」に分けられる。
エピソード記憶は生きるために必須の機能であり忘れにくいが、意味記憶は短期間その場をやり過ぎれば事足りる短期記憶であるため忘れやすい。
・名前を忘れた際の思い出し方
1:名前の頭文字を順に辿る:「あかさたな・・・」のどこに該当するか当たりを付け、その後ア行、カ行、サ行・・・と辿っていくメジャーな方法。
思い出す際、声に出すと良いらしい。
2:絵的に思い出す:思い出したい人の関係性を思い出し、その周辺の友人、関わった作業、場所、時間、似た名前の有名人などを、セットで辿っていく。
エピソード記憶を絡めることで、より思い出しやすくなる
3:一旦間を置く:頭が緊張状態にあると、却って思い出しにくくなるため、一旦頭を空っぽにして休息を与え、新しい刺激を加えてやることで、ふっと思い出すことがある
・・・といったことが書かれておりました。
1の方法については、私も以前からやっていたのですが、時間が掛かる、且つなかなかすぐに思い出せず、思い出し確率も5割くらいです。それでも3の間を置くことを数回繰り返し、1週間以内くらいには思い出せていましたが(笑)
でも、急いで(1時間以内くらいで)確実に思い出さなければならないシーンも結構あって、なかなか大変ですよね・・・。
そんな私が今回思いついて試した方法はこちら!(商品紹介のようですが)
「人名一覧を眺める」
だけです。はい。
こんなんで思い出せるのかい!と突っ込まれそうですが、ぜひ一度試してください。
人名一覧のサイトは結構多くあり、私はメジャーな名前から検索できる以下のサイトを参考にさせて頂きました。
「全国名字ランキング」
https://myoji-yurai.net/prefectureRanking.htm
ただし、単に名前を見ているだけだと、お目当ての名前を順に辿って見つかってもスルーしてしまうか、時間が掛かるかもしれません。そこで、以下の3点をイメージしながら見て下さい。
A:名前の文字数⇒例えば、佐藤さん、鈴木さんといったお名前は3文字、高橋さん、渡辺さんといったお名前は4文字です。
私の場合、お名前を忘れても、過去その方を呼んでいたときの語感(ナニナん、ナニナニさん!と呼びかけていた際のエピソード記憶のイメージ)は残っていることが多いです。
そこで、名前の中から、何となく覚えている文字数の名前を優先して1位から見ていきます。
B:名前の漢字一文字でも覚えていないか⇒名前を忘れているのに、そんなこと覚えている訳・・・けっこうあるのではないでしょうか?
例えば、山田さん、吉田さんといったお名前の場合、「ナニ田さんだったような・・・」っていることがイメージに残ることが多いです。これは、おそらくですが田んぼの絵的なイメージが、その方に宿っているからだと思います。これもエピソード記憶なので、きっと忘れにくいのでしょう。
となれば、あとは「〇田さん」の名前を1位から順に追っていけば良いことになります。結構この方法が使えます。
C:姓名の「名前」のほうを思い出してみる⇒ちょっとだけ固定観念がありますが、男性は〇郎、女性は〇子さんが以前はメジャーでした。
姓を加えると、XX〇郎、XX〇子さんになりますが、この姓名全体の語感のイメージを辿ると、結構思い出せたりします。
もしくは、女性の場合名前で呼ばれることも多いと思い、その場合下の名前は漢字で覚えていることもあるかもしれません。その場合、名前の漢字のイメージを膨らませつつ、一覧を見ると良いと思います。
上記、A,B,Cの3方法いずれも、忘れにくいエピソード記憶を応用した方法だと思います。(人名一覧を見る行為も、漢字を以前見ていた際の絵的な記憶を使っていることになるかもしれません)
ともかく、これで私の場合、忘れた方のお名前を思い出す確率が9割を越えました、やった~!
・・・と喜べず、まだ1割ほど残っているんですよね。それはなぜかといえば
「お名前が特殊な場合、一覧表に載っている順位が大分下になる」
ということがあるからです。
ただ、ここにも救いはあります。独特な名前なので、そんなに数が多くありません。また、初めてその名前を聞いたときにも「正直、結構変わった名前だな~」と思っていたはず。
自分の人生を振り返って、お知り合い、触れ合った独特な名前に含まれるはずだ!とイメージを持ちつつ、それらを浮かぶ順にあげていけば、こちらもかなりの確率で思い出せます。
また、その際には、先に挙げた語数(5文字のお名前だったりすると、結構珍しいですよね)もイメージしつつ、似たような地名だったり、モノの固有名詞(風景、食べもの、身の回りの家具etc.)を浮かべると、こちらも思い出し確率が上がります。
以上、ど忘れの際、ぜひお試しくださいませ!